小麦チャレンジ！

入院騒動から丸１年。

ようやく、負荷試験５回目のチャレンジを11月末に行いました。

今回は、継続して毎日食べることも視野に入れ、
ビスケットを食べることに。

ビスケットは事前に準備していたのですが・・・
「小麦粉でできたビスケットを食べられる！！！」
と、わくわくしすぎた娘。
もっていくために入れていたリュックから出し入れしていた結果、
病院へ持っていくのを忘れ、急遽売店で購入。

売店で売っていた森永製菓のマンナビスケット。

成分表示を医師と確認し、
これまでのアナフィラキシー発症の量等のり換算し、
今回は、このビスケットの２枚を食べきるということが目標。

このビスケットに含まれるアレルゲンは、
たんぱく質の0.11ｇ。
最終目標は、食パン６枚切り一枚（標準たんぱく質：5.6ｇ）。

長い道のりですが、とりあえず今回第一歩のチャレンジとなりますよう、

祈りながらの負荷試験。

1/4枚→30分休憩→1/4枚→30分休憩→1/2枚→30分休憩→1枚

上記、スケジュールで負荷試験を開始。

２回目、1/4を食べたところで咳が・・・。
体を見ても蕁麻疹などはないため、とりあえず様子見。

1/2を食べると、再度咳・・・。
おなかに２mm直径程度の蕁麻疹。
「また・・・」と、思ったもののこれでおさまり、ここでも様子見。

幸い、ひどくならず１枚完食！！！

最後、ドキドキの１枚。

娘は、うれしいようで少しずつかじって食べ・・・。
食べられたものの、食べて10分。

再び咳。
診察してもらうも、血中の酸素濃度は98％。
蕁麻疹も１つから増えず。
とりあえず、２枚完食。負荷試験終了。

ただ、最後の１枚を食べた30分後。
お昼ごはんを食べているときに、「かゆい～」と胸をかきはじめた娘。
見ると、胸と背中に１つずつ、先ほどと同じ直径2mm程度の蕁麻疹。

あわててナースコールを押し、医師もかけつけ診察へ。

ただ、今回も呼吸の乱れはなく、血中の酸素濃度は100％といい数値。
特に何も処置はせず、娘のかゆみも診察をしているうちに消えたようで、
残りのお昼も完食！

２枚食べ終わってから２時間経過。

その後は何の反応も出ず、翌日の診察も無事クリア。


小さな一歩ですが、確実な一歩をクリア。

翌日からは、自宅で食べていくことに。
医師からは「２枚食べていいよ」といわれているものの、
とりあえず、１枚からはじめることに。

自宅で食べる初めての１枚。

娘が写真を撮っていました。

さすが、娘（笑）

まだまだ、油断はできませんが、
とりあえず、１歩ずつでも進んでいければと思う私。

「小麦粉のおやつとかごはん、食べられるようになりたい！」
と、最近よく言うようになっている娘。

前向きな娘。
ありがとう。

そして、これからもがんばろう！
娘に教えられることが多い、母３年目。